内藤 薫
自分から病気になるように選択してる?
「健康になりたい!!」
誰もが抱くことですよね。そんなこと言ったって、毎日ストレスは感じているし、動いているのに痩せないし、なんだか毎日体調が悪い…このように思う人もいるかもしれません。
しかし、この状況を変えることができるのをご存じですか?

それは「体調を整えて何がしたいか」これをしっかり決めることです!
…私も病院に勤務している者として、いつも患者さんに「なぜ病院に来るのですか?」と問うと、その答えは「薬をもらいに行かなきゃならん」「リハビリを受けに来ている」「先生(医師)の予約があるから」などなど。
でも、病院来ることの最大の目的は「薬をもらう」ことでも、「リハビリや注射」をすることでも、「医師の予約」のためでもありません!!
病院に行くことの最大の目的は健康になるためです。
「わかってるよ」という声が聞こえてきそうですね。
しかし、医者が言うから…、予約したし…。これでは受け身で病院に行っていることになり、無駄な時間を過ごすことにつながります。医師は神様じゃありません。あなたの症状を具体的にかつ、短く端的に伝えないと正しい診療が行えません。
「この刺すような痛みが〇時に毎日必ずあります、眠れないほどです」
-痛いだけでなく、具体的な痛みの種類、出現する頻度、度合いを具体的にしています。
「朝起きても一日中体がだるくて、食事もとれないほどです。もう2週間続いています」
-だるいだけを伝えるのではなく、どれほどなのか、期間は・・と具体的にしています。
以上のように「痛み」「だるい」など目的をはっきりさせ、具体的にすることで医師の診察の制度は格段に上がっていきます。
ただ、痛い・だるいと伝えるだけでわかってくれるほど医師は神様じゃないのです。体調が悪いから病院に行って何とかしてもらいたい、というのは目的であっても具体的ではない。
痩せて、あの人とお付き合いしたい。
➡並んで歩いても恥ずかしくないように、自慢できる恋人になれるように。
病気を治したい。
➡友人と旅行に行っても薬を飲む姿を見せたくない。
将来、お金で困りたくない。
➡病気やケガで保険を使う毎日より、仕事に行って安定的に稼ぎ続ける。
これらは十分な目的だと思います。その目的を具体的に掘り下げていくことをおすすめします。
太っていた私は「どうせ俺なんか」と思うことで「楽」な方へと選択していき、自分では気づけないうちに病気を引き寄せ、毎年インフルになっていました。
私は「バランスのいい筋肉をつけ、体調を崩さず、ケガもしない体を手に入れ、食事やスポーツを楽しめるようにする」という目標を立てたため、今では何か月も体調を崩していません。本当に健康になったか、今度夫婦で人間ドックしてきます(後日結果もお知らせします)
最後まで読んでいただきありがとうございました。