そんな? 自分から病気になりにいっている?
お釈迦様が言ったそうです。
「健康かどうかは自分の心が決めている」
私たちはこの世の中で、TVや広告の影響で、南の島の豪邸に住むお金持ちを知り、今の自分と格差があることを思い知らされ「なぜ自分はお金持ちになっていないんだ」という気持ちになったことがあるかと思います。
しかしそれは「足りないこと」に目を向けているとも言えます。患者さんでよく「何でいつまでもいたいのか?」「どうしてよくならないのか」と何度も聞かれることがあります。痛いことはつらいことです。でも病院まで歩けるんです。保険証を出せるんです。薬を飲むことができるんです。その上で痛みに思考の中心をもってきてしまい、生活が痛みの中心になる。そうすると痛みがずっと離れない、という結果になるんですね。
だからまず、痛みを味わい尽くしましょう。
①どこがどのように痛いのか
②どのくらい痛いのか(時間もはかるといいです)
③どんなときに痛むのか
④どのように楽になっていくのか(何分ぐらいで楽になるか)
⑤痛みによって自分の心がどう感じるか
このように痛みを味わい尽くすことで、病院に行っても具体的に医師に伝えることができ、かつあなたにあった薬を処方されるでしょう。きっと。
その前に、この方法で痛みが消えていく可能性もあります。
どうか健康になるか、体調を崩すかはご自身のこころによって変化することを頭の隅っこに置いておいてください。あなたは元気です。活力があり誰にでも愛される人です。